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子どもから高齢者まで楽しめる社交的で健全なスポーツ競技

ダーツは年齢、性別に関係なく誰でも手軽にプレーできます。運動量は決して多くないため、小学生からシニア世代まで気軽に楽しめ、障がいのある方にとっては身体機能の回復効果など、リハビリテーションにも適しています。身体面のみならず、ダーツの奥は深く、“究極のメンタルスポーツ”とも呼ばれており、技術だけではなく、身体の総合的なコントロール、集中力の持続が肝心なスポーツ競技でもあります。プロ野球選手のピッチャーなども、コントロールやメンタルを強化するためにダーツを練習に取り入れ、実際に勝ち星をあげている選手もいるほどです。

 

ダーツはただ中心を狙うだけの競技ではありません。計算能力はもちろんの事、状況の変化に応じての戦略変更や判断力も必要となります。子供の情操教育から、シニアの認知症防止効果まで、ダーツ競技を健康な体と豊かな心を育むスポーツとして、多くの人に体験してもらいたいと思っています。

誰もが楽しむことが出来るダーツ

日本体育大学  生涯スポーツ学研究室 教授 野村一路様 推薦

2020東京オリンピック・パラリンピックに向けての様々な準備をしていかなくてはなりませんが、その一環として、都内各地でパラリンピック教育を通じて、障がいのある人に対する理解をスポーツを通じて深め、地域において様々な人がつながり、障がいのあるなしに留まらず、子どもから高齢者まで、一緒に楽しみ、身体を動かし、心豊かに毎日の生活が送れるように、生涯スポーツ振興が図られなければなりません。

 

私の勤務先のある世田谷区では、障がいのある人もない人もともにスポーツ・レクリエーション活動を楽しむイベントを区の主催で開催し、私の勤務している大学の研究室がその運営を担っております。そのイベントの一つのツールとして、まちだーつ様よりご紹介を受け、ダーツをプログラムとして取り入れてみました。実際に皆さんに体験していただくと、障がいがあり矢を投げることが出来ない、あるいは出来にくい方でも工夫次第で矢を放つことが出来ることが分かりましたし、また矢が的に刺さった時の音響効果などは、誰がやっても楽しさを醸し出してくれました。

 

また、ダーツの的の方にもいろいろと工夫ができ、細かく点数を数えることが出来なくとも、的に矢が刺さる楽しさを演出することも出来ました。まだまだ楽しみ方に工夫ができる可能性を感じましたし、誰もが楽しむことが出来るダーツを、生涯スポーツとして、地域の皆さんが楽しめるものとして是非ご推薦したいと思います。

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